ANAのビジネスクラスの機内サービスがすごい!機内で快適に過ごす方法から気になる料金も紹介
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今や日本のフラッグキャリアとして君臨するANA。
日本国内のみならず、世界各国に就航している航空会社です。
世界的に評価の高いANAのビジネスクラスには、どのような座席特性があり、機内サービスが用意されているのかを知ることで、ビジネスクラスを利用する価値が高まること間違いありません。
ビジネスクラスの主な機内サービスである「座席特性」、「お食事・飲み物」、「エンターテインメント」、「アメニティ」、「料金」をご紹介していきます。
Contents
ANAビジネスクラスの機内サービスを紹介。そのグレードは世界最高級!
ANAビジネスクラスのサービスってどんなものがあるかご存知ですか?
ANAのビジネスクラスは他の航空会社のビジネスクラスと違い、シートが広い、食事がコース料理、オンデマンドの映画が豊富です。
さらにシートがそれぞれ独立しており(ソロシートといいます。)自分がトイレに出る隙間を除けば、その他はすべて自分空間となっています。
あまり想像できないかもしれませんが、飛行機の中で横になれるなんて夢のような時間だと思いますね!
ANAビジネスクラスの座席はフルフラットが特徴
ANAビジネスクラスの座席は機体の種類によって大きく異なります。
大きな違いの一つは、機体を製造している会社で、ボーイングとエアバスによる違いです。
また、ボーイングだけとっても種類によってシートが違いますので、一度事前に確認したいところですね。
ボーイングの場合
ボーイング社のB787-9、B787-8(169席仕様)、B777-300ERには「ANA BUSINESS STAGGERED」というANA最新鋭のシートが導入されており、主な特徴として、好きな角度に調整可能なフルフラットシートを採用している点が挙げられます。
その他には、18インチの大型タッチパネル式液晶モニター、大型テーブル(大型サイドテーブルも有り)、足置き下の手荷物収納スペース、USBポートや電源が用意されており、空のオフィス環境がとても充実しています。
B787-8 (240席仕様)、B767-300ER(202席仕様)には、「ANA BUSINESS CRADLE」というシートが採用されており、ゆりかごのようなくつろぎ感を味わうことが出来る高いリクライニングクオリティに加え、約150cmのシートピッチによって足を十分に伸ばすことができる空間が用意されています。
そして、B767-300ER(214席仕様)、B737-700には大型のリクライニングシートが用意されています。
エアバスの場合
エアバス社の新型A320-200neoには、小型機では最大クラスの電動リクライニングシートを採用しており、更には大型のフットレスト、12インチ型のタッチパネル式モニターなど小型機の中で、従来機よりも更にこだわりの座席空間が用意されています。
ANAビジネスクラスの機内食は最高峰で食事の種類が豊富
ビジネスクラスで提供されるお食事は、世界の巨匠とANAのシェフチームのコラボレーションによるこだわりのお食事が期間ごとに内容を変えて提供されています。
ビジネスクラスならではのおもてなしは、最高峰と言っても過言ではありません。
お食事の種類は、路線ごとに異なり、懐石料理を中心とした和食、魚のソテー料理などの洋食や創造性あふれるデザートなどが提供されています。
また、お食事以外の軽食として、旬の食材を使用したステーキ、一風堂のラーメンやあられのお菓子などが用意されています。
こちらもお食事同様に路線ごとに用意されているメニューは異なります。
次に飲み物ですが、ソフトドリンクは勿論のこと、機内で大人の落ち着いた雰囲気が楽しめるように厳選されたアルコールが充実しています。
注目すべきは、日本各地の厳選された日本酒や世界各国の優れたワイナリーから厳選したフランス産のボルドーやシャンパーニュ、そして南米チリ産のワインなどをソムリエ資格者やワインビギナーなどのテイスティングによって選出したワインが用意されています。
朝方になると朝食が運ばれてきますが、寝ていて時間が少々ずれても、キャビンアテンダントを呼ぶボタンを押すか、札をかけておけばすぐに運んできてくれます。
何より、キャビンアテンダントの数がエコノミークラスと同じくらいいるために、数名の乗客に1名の執事がついているような感じで、何でも快適にするための欲求を満たしてくれるクラスとなります。
残念ながら私はファーストクラスには搭乗したことがありませんが、ANAの国際線(できれば長距離がお得)ビジネスクラスに乗れば、それ以上のクラスは身分不相応なのでいらないとなります。
ANAビジネスクラスのエンターテインメントは飽きがなくて機内が楽しくなります!
ビジネスクラスの中でも一部の機材を除いて個人用に設置されているモニターで、映画や音楽番組などが楽しめることは勿論ですが、ビジネスクラスのこだわりはヘッドホンにあります。
成田、羽田発欧米線とシドニー線の路線限定になりますが、SONY製のノイズキャンセリングヘッドホンを採用しており、よりクリアな音源で機内を楽しめるような配慮がなされています。
また、B737-700の飛行機限定で、HDDを内蔵したポータブルメディアプレーヤーで、映画やビデオ鑑賞を楽しめる自分だけのエンターテインメント空間が用意されています。
ANAビジネスクラスのアメニティは私のお気に入り「東京西川」を採用
機内でより快適な空間を過ごす為に必要不可欠なのがアメニティグッズの数々です。
こちらも路線によってアメニティサービスの内容は異なります。
国際線で夜間を中心として中長距離路線でのフライトに欠かせないのが、枕やクッションです。
枕は首から後頭部にフィットする東京西川の立体構造枕で、そのやわらかなクッション性能によって眠りを支えてくれます。
二つ目にクッションですが、ANA BUSINESS STAGGEREDシート限定のサービスで、東京西川の「エアーサイクロン」というベッドパッドが採用されています。
特殊な構造と反発力で寝心地が抜群です。寝る時以外にもシートクッションとしても使用することができます。
三つ目に、こだわりの掛け布団(コンフォーター)を提供しています。
上空を飛行する機内は寒く感じる事があり、異形断面ポリエステルを中綿に採用した掛け布団で体を温めて心地よく休めるように配慮されています。
ここに挙げた3点以外にも、人気の高いブランドである、ニールズヤードレメディーズのフェイシャルミスト、リップクリームやハンドクリームなどのアメニティを多数揃えています。
ANAビジネスクラスのラウンジは快適な時間を提供してくれます
ANAビジネスクラスは飛行機に搭乗する前からすでにANA専用ビジネスクラスラウンジが主要空港にはありますので、そこでもエグゼクティブな軽食(普通にシーフード丼などもあります。)やアルコールからホット、アイスドリンク全部ついており、仕事をする人用の執務室のようなものまでありました。
私はラウンジでは基本的にお茶を飲んでのんびりするタイプなので、空港から飛び立つ飛行機を眺めながら過ごしております。
ANAビジネスクラスの料金はサービスに相当する高さ!
このように私たちはANAビジネスクラスを利用することで、フライトを快適な時間へ導いてくれる大きなメリットがあります。
しかし肝心なのはその料金です。
グレードが高い以上、その料金は相応なものでなければなりません。
皆さんはビジネスクラスの料金を想像できますか?
ちょっと驚く金額かもしれません笑
ANAビジネスクラスの気になる料金は?
ビジネスクラスの料金については、路線や日程によって価格が全く違いますので一概には言えませんが、ビジネスクラスは日曜日か月曜日に日本を出発して土曜日か日曜日に日本に到着するものが一番高いです。
アメリカ等に出張することを考えた場合、現地でホテル代が無駄になっても金曜日に日本を出国し、火曜日以降に日本に到着するフライトを選択することで、ビジネスクラス料金が50%も違ってきます。
もちろん夏休み、お盆、クリスマス時期など人が多く移動する時にはチケット代も自動的に高くなりますが、そういう時こそ出張はありませんので、普通の時には火曜日に出発し、土曜日まで仕事をして帰国するのがベストです。
そうすればビジネスクラスチケットでも50万円(日本⇔アメリカ東側・ニューヨークなど)を下回る価格が出てきます。
それでも料金が高いビジネスクラス。利用するにはマイルが一番!
「ビジネスクラス・・・高い・・・」
そう思った人も多いと思います。
そうですよね、50万もポンと出せる人はそういないと思います。
ではビジネスクラスに乗るのは諦めなければいけないのか?
答えは「NO!!」です。
ビジネスクラスの利用に一番適しているのは、マイルを利用することです。
マイルの国際線特典航空券を利用してビジネスクラスを予約することで、通常の料金よりもかなりお得に手に入れることができます。
では、東京ーニューヨーク便でビジネスクラスのマイルがいくら必要か見てみましょう。
ANA便では、ニューヨークはゾーン6という地域に別れています。
ゾーン6の繁忙期設定は以下の通りです。
必要マイル数はいくらかみてみると・・・
Yがエコノミークラス、Cがビジネスクラス、Fがファーストクラスの意味です。
ハイシーズンでもビジネスクラス利用で90,000マイルで行けちゃいます。
90,000マイルってどうですか?
私は3ヶ月で貯めた100,000マイルでビジネスクラスに乗れちゃいます!
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ビジネスクラスを利用するときに気をつけなければならないこと
ANAのビジネスクラスでも、海外の航空会社との共同運航の場合、つまりNHの後の数字が三桁ではなく、4桁の場合がそれに該当しますが、機内のサービスをするキャビンアテンダントや機材そのものが海外の航空会社のものとなり、運営する内容も違ってきます。
共同運行便というのは、同じアライアンスの航空会社同士機体を共有して運行しようよ!ということです。
ANAはスターアライアンスというアライアンスに所属していますので、その中で共同運行便を運行することができます。
例えば、ルフトハンザとANAの共同運航便を利用するとした場合を考えてみましょう。
機材もキャビンアテンダントもほとんどがルフトハンザのメンバーで、ANAの従業員が数名搭乗しているだけでした。
また、シートはフラットではなく、両端に2列づつ、真ん中に1つかもしくは2つ配置されているのみ。
トイレもエコノミーの乗客と共有する感じで、食事後、到着前はあたふたとしなければならないのです。
でもこれでビジネスクラスの料金は同じです。
どうせ同じ金額を支払ってビジネスクラスに乗るのなら、必ずANA機材、ANA従業員のフライトに乗ろうと思いませんか?
それだけ便の選択は重要なのです。
まとめ
ANAビジネスクラスの機内サービスについていかがでしたでしょうか。
ただ単に良いものを提供するだけでなく、ANAで更に厳選したこだわりの座席や食事などの提供があってこその高評価であることがお分かりいただけるのではないかと思います。
国際路線に搭乗予定の際は、事前に機種毎の機内サービスを調べて期待感を高めて旅に出かけることをお勧めします。