ANAスカイコインとマイルの違いとは!?とっておきの使い方を解説
B!
皆さんは貯まったANAマイルをどのように使っていますか?
もちろん特典航空券に交換している方がほとんどだと思いますが、このように困ったことはありませんか?
・ANAマイルで交換できる航空券にはマイル数が足りないが、有効期限が切れそうだ。
・ANAマイルで特典航空券を予約しようと思ったが、予約が取れない。
せっかく貯めたANAマイルを有効に使いたい!!
そんなあなたに、本日はANAスカイコインを紹介したいと思います。
Contents
ANAスカイコインの特徴
ANAスカイコインは1コイン=1円として、10コインから使うことができます。
ANAスカイコインを使って購入できるものは、ANAの航空券とANAの旅行商品のみです。
他の電子マネーやポイントと比べると、商品の幅が狭すぎて、非常に使い勝手が悪いように思えます。わざわざANAマイルを、電子マネーではなくANA SKYコインに交換する意味はあるんでしょうか?
なぜマイルからANAスカイコインへ交換するの?
ANAマイルをANAスカイコインに交換する理由はいろいろあります。
・マイルを貯めていたが、特典航空券の必要マイル数に届かないため仕方なく交換した。
・狙っていた特典航空券の予約が取れなかった。
・マイルの有効期限切れが迫っていた。
・マイルをツアー代金に充てたかった。
こんなことが考えられると思います。
マイルを貯めている皆さんもこのような経験は一度はあるのではないでしょうか?
でも、これだけではANAスカイコインに交換する直接的な理由にはなりません。
なぜなら、ANAマイルはスカイコインだけではなく他の電子マネーにも交換できるからです。
ANAマイルを他の電子マネーに交換すると・・・
他の電子マネーというと、Suicaやnanaco、Tポイント、Edyを思い浮かべると思います。
正直いうと、これらの電子マネーの方がANAスカイコインより使い勝手はいいです。
なぜかというと、これらの電子マネーはANA以外の多くの場所で使用可能だからです。
ではANAスカイコインと他の電子マネーとでは何が違うのでしょうか?
実は他の電子マネーへの交換は1万マイル単位でしかできず、年間で最初の2万マイルまでは等倍交換なんですが、3万マイル目以降は0.5倍と半分に目減りしてしまうという特徴があるのです。
どういうことかというと、たとえば4月に1万マイルをEdy1万円に交換、5月に1万マイルをnanaco1万円に交換したとします。
するとそれ以降1万マイルをどれかの電子マネー等に交換しようすると、たった5000円分にしかなりません。
翌年4月にならないと等倍にはならないのです。
ANAスカイコインの大きな特徴はマイルからの交換比率
上記に書いたように、ANAマイルからスカイコインへ交換する理由は、特典航空券の予約が取れなかったり、有効期限が切れそうなマイルを保有していたりすることでした。
では実際にそのような場面に出くわした場合、他の電子マネーではなくANAスカイコインに交換するメリットがあるのは、交換比率です。
実は、ANAスカイコインはマイルから交換する場合、状況によってより多くの数のスカイコインに交換できるという特徴があるのです!
状況によってというのは、下のような表のことです。
1~9,999マイルまではコインと等倍交換ですが、最高で1.7倍まで交換できます。
そしてそれは、ANAプレミアムメンバーのステイタスによるか、保有しているANAカードの種類によります。
ANAカードを保有していなくても、ANAマイレージクラブカードを保有していても最高1.2倍にはなりますので、他の電子マネーに交換するよりも明らかにお得になります。
ANAスカイコインはお金と変わらない
ANAスカイコインのもう一つの大きな特徴、それはコインはお金と変わらない使い方ができるということです。
ANA内で使うに限ってはですが・・・
これが何を意味しているのか?
お気付きの方もいると思いますが、ANAスカイコインで購入した航空券にはマイルとプレミアムポイントが付与されるということです。
私もそうですが、十万マイル単位でマイルを貯めている人は特典航空券に交換するのではなく、ANAスカイコインに交換してマイルとプレミアムポイントを貯めています。
私もこれを実践しています。
こうすることによって、SFC修行僧と呼ばれるプレミアムメンバーを取りに行く人たちはマイルやプレミアムポイントを獲得するようにしているのです。
また、国内の特典航空券だと基本的に普通席しか予約はできませんが、スカイコインで航空券を購入するとプレミアムエコノミーももちろん予約できます。
このようにスカイコインは航空券を確実に抑えたい人、マイルとプレミアムポイントを貯めたい人にとっては有効な手段と言えますね!!
ただし、注意点があります。
ANAスカイコインの有効期限は1年間です。
マイルの有効期間3年間より短くなっていますので、ご注意ください。
ANAスカイコインの利用シュミレーション
私が
「GWにハワイ旅行に行く!」
と決めたとします。
その場合、マイルで行くのがお得なのか、ANAスカイコインで行くのがお得なのかをシュミレーションしてみました!
マイルでハワイに行く場合
GWにマイルでハワイに行く場合、ハイシーズンなのでエコノミークラスで43,000マイル、ビジネスクラスで68,000マイル必要となります。
またこれとは別に実費負担が2万円程度かかると思ってください。
この場合、マイルで飛行機に乗っているので搭乗分のボーナスマイルは獲得できません。
また、ハイシーズンのハワイはほとんど特典航空券が取れないと思います。
おそらくあっという間に売り切れ・・・
そんな状況だと思います。
ANAスカイコインでハワイに行く場合
ではANAスカイコインでハワイに行く場合はどうでしょうか?
ハイシーズンのエコノミークラス料金を調べてみると、105,000円でした。(税抜き)
これをスカイコインで予約したとすると、もちろん105,000コインが必要になります。
先ほどのエコノミークラスの43,000マイルをANAワイドゴールドカードでANAスカイコインに交換すると、 43000×1.6倍で68,800コインです。
105,000−68,800=3,6200円の実質負担が発生します。
これだけで比較すると、もちろん特典航空券の方がお得に見えます。
しかし、スカイコインの利用の場合には、これ以外に
・航空券の予約が取りやすい
・マイルとプレミアムポイントが貯まる
という大きなメリットがあるのです。
36,000円の費用負担でハワイに行けるのですから、スカイコインの効果は抜群だと思います!!
まとめ
ANAスカイコインの特徴についてまとめました。
結論としては、マイルの有効期限が切れそうな人、中途半端に余っている人にとってはスカイコインに交換することを考えた方がいいと思います。
そして、スカイコインで航空券を購入すると、特典航空券よりも予約を取れる確率が高くなり、さらにマイルやプレミアムポイントが貯まるといったメリットもあるのです。
スカイコインへの交換はANAのホームページからできますので、上記に当てはまる人はスカイコインを利用してみてはいかがでしょうか!?